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これで安心!新築施主検査で起こりがちなトラブルとその解決策を徹底解説

目次

1. 新築施主検査とは?

(1) 新築施主検査の目的と重要性

新築施主検査の目的は、実際に施工された建物が設計図通り、または契約どおりに建てられているかを確認するためのものです。施主自身が確認することで、発注した通りの家が建つ確度を高めることができます。

新築施主検査の重要性は、住宅の品質を確保する上で欠かせない要素となっています。特に、住宅の構造体など、完成後には見えなくなる部分の確認は、後から問題が発生した際の対応にも大きな影響を及ぼします。さらに、施主検査を行うことで、施主自身が家の構造や設備を理解する良い機会となります。

新築施主検査は、快適な住まいを手に入れるための重要なステップです。きちんと施主検査を行うことで、自分たちの理想とする住まいを実現するための確実な一歩を踏み出すことが可能となります。

(2) 新築施主検査の流れと必要な持ち物

新築施主検査の流れは主に以下のステップに分けられます。

  1. 施工者から検査日程の連絡
  2. 検査当日までに質問リストや確認事項の準備
  3. 検査当日、施工者と共に現地を巡回
  4. 問題点や不具合を指摘し、改善策を検討
  5. 問題点が解消されるまで追加検査を実施

検査に必要な持ち物としては、まず確認事項や質問リストが必須となります。また、異常箇所の記録に備えてカメラ、メモ用紙やペンもおすすめです。さらに、自身で計測を行いたい場合は水平器やメジャーも有用です。これらを用意することで、検査がスムーズに進行します。

2. 新築施主検査で起こりがちなトラブル

(1) 工事の遅延による未完成とその原因

新築施主検査では、工事の遅延による未完成がトラブルの一つとなります。この原因は多岐にわたりますが、主なものは以下の3つです。

  1. 天候不順:長雨や雪、強風などで工事が停滞し、予定通りに進まない場合があります。
  2. 材料の供給遅延:建築材料の供給元の問題や予想外の材料不足により、工事が遅延することがあります。
  3. 人手不足:業者の人手不足や専門技術者が不在になると、施工スケジュールが遅れることがあります。

これらの問題は予見しにくいものも多いですが、施主検査の日程を調整する際には、これらの要素を考慮に入れた上で余裕をもってスケジュールを立てることが重要です。

(2) 住宅の機能・性能に影響する施工不具合

新築施主検査でよく見られる問題の一つが、住宅の機能・性能に影響を及ぼす施工不具合です。これは、建設工程のミスや素材の選択ミス等により、家の性能が十分に発揮されない、または生活に支障をきたす可能性がある問題を指します。

例えば、以下のような不具合が考えられます。

  • 外壁材の取り付け誤りによる結露、雨漏り
  • 断熱材の不足による冷暖房効率の悪化
  • 換気設備の不備による湿度上昇、カビ発生

これらの問題は、施主検査時に確認し、施工業者に修正を要求することが大切です。専門性が必要な部分もあるため、自分一人での検査だけでなく、専門家の意見を求めることも有効な対策と言えるでしょう。

(3) 発注した図面・仕様と相違する点

新築施主検査においては、発注した図面や仕様と現物が異なる場合、それがトラブルの一つとなります。具体的には、使用される部材の色や質感、窓や扉の位置、間取りなどが構想通りかを確認することが重要です。

まずは、完成前の段階で図面と実際の現場を並行して確認することが大切です。不具合が見つかった場合、ただちに施工業者へ指摘しましょう。

また、以下のようなチェック項目リストを活用すると効果的です。

【チェック項目例】

  1. 壁、床、天井の色・質感
  2. 窓や扉の位置・方向
  3. 配線・配管の位置
  4. 間取りの確認

見落としがちな部分もリストアップし、しっかりとチェックしていきましょう。

(4) 工事が雑で見栄えが悪い場合

新築施主検査では、工事が雑で見栄えが悪い場合もしっかりとチェックしましょう。外壁の塗装がはみ出していたり、水道管や電気配線の取り回しが適切でない場合、それは施工不良の一種です。

例えば、以下のような点を見てみましょう。

チェックポイント説明
壁のペンキ塗り塗装が均一でない、またははみ出しがある
配線類取り回しが適切でない、むき出しの部分が多い
窓周りの処理シーリングが乱雑、または欠けている

これらが雑に施工されていると、見た目が悪くなるだけでなく、将来的にトラブルの原因となる可能性もあります。見落とさないためにも、新築施主検査の際は細部まで目を通すことが重要です。

3. トラブル回避のためのポイントと対策

(1) 施主検査の日程調整と進行状況の確認方法

新築施主検査の日程調整は、工事の進行状況を把握し、適切な時期を見計らうことが重要です。初めに、工事が終盤に差し掛かる頃、施行者に直接確認をすることが一般的です。その際、具体的な工事進行状況と完成予定日を聞きます。

また、以下の表を参考に、検査前に確認すべきポイントをチェックしましょう。

チェック項目説明
工事進行状況作業の遅れや材料の入手状況など、工事進行の具体的な状況を確認します。
完成予定日施行者から提出された工程表をもとに確認し、予定通り進んでいるか把握します。
不具合点工事中に気づいた問題点や改善希望点があれば、施主検査の際に指摘する内容をまとめておきます。

こうした事前の準備と確認を行うことで、検査当日にスムーズに進行し、トラブルを未然に防ぐことが可能となります。

(2) 施主検査での質問や確認事項のリストアップ

施主検査に臨む際には、事前に確認事項をリストアップしておくことが大切です。なぜなら、現場に足を運び、実際の家を見ると、興奮や緊張から必要な点を見落としてしまうことがあります。以下に、主要な確認事項をいくつか挙げてみましょう。

  1. 配置:建物や設備の配置が契約した通りか。
  2. 仕様:使用されている材料や設備が契約したものか。
  3. 装飾:壁紙や床材、カーテンなどの仕上げが契約通りか。
  4. 機能:水道、電気、ガスなどの設備が正常に動作するか。

これらは一例であり、各自の契約内容やニーズに合わせて確認事項を増やしていくことが必要です。きちんとリストを作成し、検査の際には一つ一つチェックを入れていくようにしましょう。

(3) 発注図面と仕様の見直しと確認方法

新築施主検査におけるトラブルを未然に防ぐためには、発注図面と仕様の見直しと確認が不可欠です。

まずは、事前に発注した図面と仕様書をじっくりと見直しましょう。図面には、建物の形状や部屋の配置、窓やドアの位置などが詳細に描かれています。一方、仕様書には、建材の種類や色、設備のメーカーと型番など、具体的な仕様が記載されています。

次に、実際の施工状況が図面や仕様書通りに進行しているか確認しましょう。以下の表を参考に、具体的なチェックポイントを一つ一つ確認していくと良いでしょう。

チェックポイント図面との照合仕様書との照合
建物全体の形状
部屋の配置
窓・ドアの位置
建築材料
色合い
設備のメーカー・型番

このように、図面と仕様書をもとに新築施主検査を行うことで、思わぬトラブルを避けることができます。

4. トラブル発生時の対処法と解決策

(1) 指摘内容を書面や写真で残す重要性

新築施主検査におけるトラブルで重要な対応の一つが、指摘内容を書面や写真で残すことです。この行為は、後々の誤解を防ぎ、施工者との交渉において有利に働きます。例えば、「壁の仕上げが不十分」と指摘した場合、それを文章で詳細に記録し、写真で現状をキャプチャします。さらに、必要に応じて図面や仕様書を参照し、指摘内容を具体的に説明します。

また、この書面は後々の保証請求等にも活用することができます。たとえば下記のような表を作成すると、見直しや共有なども容易です。

日付場所問題点写真番号対応予定日
2022/01/01リビング壁の仕上げ不良写真12022/02/01

以上のように、指摘内容を書面や写真で残す行為は、新築施主検査の効果的な進行を支え、トラブルが生じた際の解決策となります。

(2) 細かく言いすぎない理由とそのバランス

新築施主検査では、様々な箇所をチェックしますが、その際に細かすぎる点まで指摘しすぎてはいけません。それは、検査が敷居高く感じられ、ストレスとなってしまう可能性があるからです。

目安としては、住宅の機能・性能に大きく影響するような欠陥や、見栄えを損ねる程度の施工ミスなど、大きな問題点を中心に指摘を行いましょう。細かな点は、トラブルを避けるためにも、ある程度の寛容さが求められます。

また、指摘する内容の優先順位をつけることも大切です。それは、全ての問題を同時に解決しようとすると、膨大な時間とコストが発生してしまうためです。

以下の表は、指摘の優先順位を考える際の参考になります。

優先度指摘内容
建物の構造や耐久性に関わる問題
暮らしに直結する設備や機能の問題
見た目や仕上げに関する小さな問題

これらを参考に、新築施主検査での指摘は適度なバランスを保つことを心掛けましょう。

(3) 指摘内容の対応完了日を確認する方法

新築施主検査での指摘事項は、適切に対応されているかを確認するため、対応完了日のチェックは重要です。確認方法は次の通りです。

  1. 書面に明記する 指摘事項に対する対応期限を、書面で確認しましょう。契約書や工事スケジュールに明記するか、メールやファクスでのやり取りを心掛けることで、後々のトラブル防止につながります。
  2. 定期的な進捗確認 対応完了日が近づくにつれて、その進捗を定期的に確認します。対応が遅れている場合は早急に連絡を取り、事情を理解しましょう。

以上の方法で、新築施主検査のトラブルを未然に防ぎ、快適な新生活を送るための支えになるでしょう。

(4) プロによるチェックを依頼するメリット

新築施主検査の際、専門知識を持つプロフェッショナルにチェックを依頼することには大きなメリットがあります。

まず一つ目は、プロならではの豊富な知識と経験により、施主が見落としがちな施工不良や設備の問題点を洗い出してくれます。これにより、後からトラブルが発生するリスクを大幅に減らせます。

また、二つ目のメリットは時間の節約です。施主自身で検査を行おうとすると、何をどこまでチェックすべきかわからず、時間がかかってしまうこともあります。しかしプロに依頼することで、スムーズかつ効率的な検査が可能となります。

さらに、プロに依頼することで、検査結果の説明やアドバイスを得られるのも大きなメリットです。これにより、施主自身が理解するだけでなく、工事業者とのコミュニケーションも円滑に行えます。

以上のように、プロによるチェック依頼は、新築施主検査を安心・確実に進めるために重要な選択となります。

5. ホームインスペクションの活用

(1) ホームインスペクションとは

ホームインスペクションとは、専門家が住宅の設備や構造について詳細なチェックを行うサービスのことを指します。「住宅診断」とも言えます。新築施主検査の際、専門家がいなければ見落とす可能性のある施工不良や設備の不具合を事前に発見し、修正要求をすることが可能になります。

ホームインスペクションは以下のようなプロセスで進行します。

  1. 予約・契約:専門家への依頼と契約
  2. 現地調査:設備や構造の点検
  3. レポート作成:調査結果の文書化
  4. フィードバック:報告書に基づいたアドバイス

手間や費用がかかりますが、専門的な視点での検査により、大きなトラブルを未然に防げる可能性があります。

(2) ホームインスペクションのメリット・デメリット

ホームインスペクションは、第三者による公平な建物診断で、新築施主検査の補完として利用する方が増えています。その最大のメリットは、プロの目で見逃しやすい施工不良を発見できる点です。

また、報告書がもらえるため、施工不良を具体的に示したり、後々の修繕計画に活用したりと、利用シーンは多岐にわたります。

しかし、デメリットとしては費用がかかることが挙げられます。また、全ての不具合を発見できるわけではなく、潜在的な問題点を見落とす可能性もあります。

メリットデメリット
施工不良発見費用がかかる
報告書の活用完全な不具合発見は難しい

上記を踏まえ、ホームインスペクションの活用を検討する際は、費用と得られる情報を十分に比較検討しましょう。

(3) ホームインスペクションの費用

ホームインスペクションの費用は、検査する物件の大きさや築年数、立地条件などにより幅広く異なりますが、一般的には数万円から10万円程度が目安となります。例えば、一戸建ての新築であれば、概ね60,000円から100,000円程度が相場と考えられます。ただし、検査結果によるアドバイスや報告書の有無、追加料金が発生する場合もありますので、契約前に詳しくサービス内容を確認しましょう。

以下に一般的な価格相場を示します。

検査内容費用(予想)
一戸建て新築60,000円~100,000円
マンション新築50,000円~80,000円
中古一戸建て70,000円~120,000円

このように、ホームインスペクションは初期費用がかかりますが、後々のトラブルを未然に防ぐ価値ある投資と言えます。

6. まとめ

新築の施主検査は、自身の住まいの品質を確保するために必要なプロセスです。その際、工事遅延による未完成や施工不具合、図面との不一致など多様なトラブルが発生する可能性があります。これらのトラブルを未然に防ぐためには、日程調整や発注図面・仕様の確認など前もっての準備が重要となります。

また、トラブルが生じた際は、書面や写真で詳細を残し、対応完了日を確認することで、問題の早期解決を図ることが可能です。さらに、専門家によるホームインスペクションの活用も一つの有効な手段です。

新築の施主検査は自身の家を長く安心して暮らすための大切なステップです。十分な知識と理解を持って臨むことで、スムーズに進行し、理想の住まいを手に入れることができます。

この記事を書いた人

沢田 亜嵐のアバター 沢田 亜嵐 住宅DXラボ運営

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